2011年7月4日月曜日

飛び越えた祈り

先日、会社の後輩に話した事をご紹介しますね。

彼は営業部で私の直属の後輩、部下というわけではないのですが、席が近いこともあって、何度か彼の方からIT系の商材について質問される事がありました。都度、対応してきた経緯もあって親近感は感じていたのですが、

真面目で一生懸命なのに、結果がついてこない。

自分は営業経験はないのですが、

何も無い所から信頼関係を築ける、そんな営業はすごい

同じような商材を扱う会社は沢山あるし、ウチから買うとかえって高くなる事もある

なのに、結果を出している人は、お客さんから『あなただから買うんだよ』という言葉を引き出してる

やっぱり、営業はすごい

…と、普段から感じていることを話ました。

彼は、「分かってはいるけど…」みたいな、なんだかグジュグジュした事を言う…

彼は、ホントに真面目で一生懸命なので結果を出して欲しいのですが、グジュグジュ言っていて、ラチがあかないので半分

「分かった。もういい」

とサジを投げたくなりました。本当にもう、サジを投げる直前になって

「でもね、○○君。君が一年やってきて伸び悩んでるこの経験が、○○君に後輩が出来たときに、部下が出来たときに、話ができるじゃん。そうでしょ?伸び悩んでる後輩や部下の気持ちをわかってあげられるじゃん。そういう先輩、上司って素敵じゃん。○○君だって、そういう人の下で働きたいじゃん。そうでしょ。だって、スイスイ、バッカンバッカン楽勝で売る人はさ、そういうこと分からないんだから。どうやって乗り越えようか、って普通の人が考える所を、ピョイと飛び越えちゃうんじゃん。でもそこを飛び越えられない俺らみたいなのが、壁ぎわで右往左往してるわけ。そこで、いや、俺はね、こうやって乗り越えたんだよっていう凡人なりのやり方を示してくれる人がいたら、嬉しいじゃん。助かるじゃん。」

彼の顔が、パァアアア…と明るくなったのは言うまでもありません。

「そういうことじゃん。そうしようよ」

何が「そうしようよ」なのか分かりませんが、とにかく、そうしたほうがいいと思ったのでそう言いました。

彼は明るい顔で「ハイ」と言ってくれました。

さっきまではグジュグジュ煮え切らないヤツだったのに。

彼が結果を出すのが楽しみです。

皆さんお気づきですよね。

彼も、私も、最初は営業で売れる、結果を出す、という所に意識をフォーカスしていました。

それだと、なんだか彼がしっくりこないようなので、急きょ、彼に部下や後輩ができたら、という所にフォーカスしました。

これがドンピシャでした。これが飛び越えた祈りです。売れない営業、結果を出さない営業には、部下や後輩はできませんよね。当たり前のことです。

あなたも祈りの内容に悩んだら、飛び越えた祈りを考えてみて下さい。

こうなったらいいな、のひとつ向こうにある状況をイメージします。

彼の場合は、営業として結果を出したい、…のひとつ向こうにある状況、『俺に後輩や部下ができたら、伸び悩んでいた時の事を話して勇気づける』です。

そこには当然、部下や後輩がいる「結果を出した自分」と「伸び悩んでいた自分を克服した自分」が内包されています。

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